こんにちは
PTA広報誌のミカタです。
今回は表紙レイアウトを作ってみよう!
レイアウトと言ってもそんなに固く考えることはありません。
早速チャレンジしてみましょう。
ちなみに参考までにPTA広報誌のサンプルもあります。
レイアウトその1 何を置くのか決める
今回は表紙のレイアウトを作っていきます。
表紙に置くものは主に以下の4つです。
タイトル
決まっているタイトルを使う学校もあれば、その都度その都度作る学校もあります。
タイトルを作る場合はこちらの記事を参考にして下さい。
学校情報
学校により入れる情報は多岐にわたります。
今回はシンプルな構成にします。
- 全校生徒数
- 教職員数
- 学校名
- PTA広報委員会名
その他に入れるものの代表としては、号数、発行日、学校住所、学校電話番号、学校URL等があります。
記事
表紙に入れる記事はアンケートや子どもたちのことではなく、PTA活動や代表者の挨拶など比較的硬いものが多い傾向があります。
今回は以下の5つの記事を入れます。
- PTA本部役員総会
- PTA広報委員会
- PTA交通安全活動
- 給食試食会
- おやじの会主催 プール清掃
- 校長の挨拶
その他に多いのは新任先生の紹介等があります。
写真
表紙に入れる写真は記事に連動したものを入れることが多いですが、学校の外観を載せたり、生徒さんの集合写真を載せたりする学校もあります。
今回は記事に連動した写真を入れることにしましょう。
表紙で使用する写真の注意点
「校舎をバックに並んでいる生徒」や、「よさこいを踊る生徒の全体」「卒業入学式の1シーン」等を一枚の写真で飾る学校様がいらっしゃいますが
表紙で大きく写真を使う場合、父兄撮影のものではなく可能な限りプロのカメラマンが撮影した画像をオススメいたします。
表紙を写真一枚でというのは、プロの世界では当たり前で、女性誌などの表紙もほとんどそうなっています。
そのため皆様には馴染み深く、簡単(に思える)だし画になると思うからと採用される学校様が多いですが
「画力(えじから)」が無い写真ですと非常に残念な表紙となってしまいます。
また画質が悪いと印刷時にザラザラの荒れた仕上がりになります。
そのようなことから広報誌の顔である表紙を1枚の写真で構成するのはオススメできず、写真はせめて紙面の半分くらいにとどめておき
校長先生やPTA会長の挨拶などを入れるのが良いと思います。
レイアウトその2 まずはバランスを見る
レイアウトする時に最初にすることはバランスを見ることです。
同じ大きさの紙にレイアウトを書き込んだほうが全体のバランスを見ることができます。
広報誌は仕上がりがA4サイズが多いと思いますので今回はA4の紙を用意しましょう。
レイアウトは8分割がオススメ
レイアウトとはバランス取りが主な作業ですが、バランスと言われても難しいですよね。
そこではじめての方にオススメしたいのは、レイアウトのバランスは約8分割にするとバランスが良くなります。
感覚的に覚えていただきたいのは、この8分割が記事の数になると思って下さい。
では実際に見てみましょう。
図ように8分割してからレイアウトするとバランスが良くなります。
このように8分割で記事を置いてみると隙間が気になりますが、この隙間が重要です。
隙間がなくてパンパンに記事をレイアウトすると、見た目が悪くなりバランスが取れなくなります。
無理に隙間を埋めずに余裕を持ったレイアウトしましょう。
レイアウトその3 手書きでレイアウトを起こす
大体の分割イメージができたら、次は手書きでレイアウトを行います。
書き込む順番
書き込む順番は全体の大きさ、バランスを考えて設置して下さい。
ページにもよりますが、表紙の場合は大体決まってます。
- タイトル
- 学校情報
- 大きい写真を使いたい記事
- 文章が長くなる記事
- 短めの記事
1.最初はタイトルから配置
先程もお伝えしたように、タイトルは学校により決まってる場合があります。
ですので勝手に小さくしたり大きくしたりすることが難しいので、まずはタイトルから設置するのがセオリーです。
2.学校情報
これも書き込む量が決まっているので先に設置してしまいます。
大体はタイトルの横や下が良いでしょう。
3.大きい写真を使いたい記事
学校の写真や修学旅行の集合写真等、小さくしてしまうと見えない写真を設置してしまいます。
これもタイトルと同じように、ある程度のスペースが必要なので優先度が高いです。
4.文章が長くなる記事
主に校長先生やPTA会長の挨拶などがこれに当たります。
文章はフォントをある程度大きくしないと見にくくなってしまいますので、スペースが必要です。
しかも挨拶を寄稿していただいた方に失礼にもなりますので、先にスペースを取ってしまいましょう。
5.短めの記事
短めの記事は写真も小さく全体を小さくできます。
ですので一番最後に設置するのが良いでしょう。
では実際に手書きのレイアウトを見てみましょう。
これは弊社でサンプルを作る時に書き起こしたレイアウトです。
全てが8分割にはなっていませんが、感覚的にはわかっていただけると思います。
手書きでレイアウトしてからパソコンでレイアウト(デザイン)を起こしていくと失敗が少ないです。
またレイアウトが迷走することが無くなります。
この手書きレイアウトを弊社デザイナーが作ったサンプルを御覧ください。
PTA広報誌のミカタにデザインを頼む場合
「手書きでもレイアウトなんてできない!」と思われる方もご安心下さい。
ご覧いただいてお分かりのように、あれくらいのライトな手書きのレイアウトでも
それを元により見やすくなるようにデザイナーがデザインさせていただきます。
紙面に何を載せたい、どのくらいの大きさで大まかな位置はこのへんで、と想いを伝えていただければそれを形にするのが私たちの仕事です。
安心してお任せ下さい。
レイアウトはできても、その先はどうしても自分たちで制作するが難しい、と感じましたらぜひご相談下さい。
お取引内容が簡単にわかるお取引方法のガイドもご用意しております。
レイアウト・デザインの注意点
レイアウトやデザインを起こしていく上での注意点です。
隙間を必ず作る
隙間がなくパンパンに記事を配置すると見にくくなります。
私たちもデザインを起こす時に1番気にしてるのは隙間です。
大事なことですのでもう一度お伝えいたしますが、見やすい読みたくなる広報誌を作るなら隙間を必ず作って下さい。
文字を小さくしすぎない
広報誌は新聞ではないので、細かい文章を好んで読む人はあまりいません。
無理やり文字を小さくして全文入れるより、記事を書き直して文章を短くしましょう。
参考までに以下もご確認下さい。
フォントの種類は3つまで
パソコンには様々なフォントが入っており、可愛いものからかっちりしたものまで様々選べますが、フォントを使う法則を決めましょう。
例えば記事文章はゴシックで統一するとか、記事の題名はメイリオで統一する。
などです。
多くのフォントを使うと見にくくなりますので、フォントは3つ程度で統一しましょう。
写真のトリミングははアップにしすぎない
写真を設置する時に、人の顔を大きくしようとアップに切り取った広報誌を見かけます。
気持ちはわかりますが、あまり顔がアップになりすぎず、ある程度バックの景色が見えるように切り取ったほうが見栄えが良くなります。
バックが見えるほうが撮影時の雰囲気が出て見やすい写真になります。
記事の囲いを作る
記事ごとに囲いを作ることで、見やすくなります。
囲いと言っても黒線でかっちり加工だけではなく、バックの色を変えることでも十分囲いになります。
色を使いすぎない
これは様々な分野でも言われることですが、メインの色は三種類に抑えると見やすくなります。
色を付けすぎたり、細かく配置しすぎるとチカチカして見にくくなります。
またページごとにメインのイメージカラーを決める事をおすすめします。
本日のポイント
- レイアウトその1 何を置くのか決める
- レイアウトその2 まずはバランスを見る
- レイアウトその3 手書きでレイアウトを起こす
- 色、フォントを使いすぎず隙間を作る
まとめ
今回はレイアウトの作り方を説明しました。
一枚や二枚失敗しても諦めず、手書きレイアウトさえ上手に書ければ見やすい広報誌が作れるはずです。
この一手間は非常に大事で、プロのデザイナーも最初は紙とペンで書き起こすのがセオリーです。
この記事を参考にぜひ表紙の作成にチャレンジしてみてください。
※ソフトの操作方法について、個別のご質問にはお答え致しかねますのでご了承下さい。
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