PTA広報委員のススメPTA広報誌の作り方

PTA広報誌の写真撮影 教室や体育館など室内での撮影について

投稿者:PTA広報誌のミカタ管理人 最終更新日:

こんにちは

PTA広報誌のミカタです。

お遊戯会や音楽会、子どもたちや先生方の取材に伺った際、室内で撮影機会も多いと思います。

PTA広報誌にとって写真はとても重要なもの。

最近スマホやデジカメの進化で撮影がより身近になってきましたが、いざPTA広報誌の撮影となると緊張しますよね。

特に室内の撮影は慎重になると思います。

今回はそんな室内撮影のコツをまとめてみました。

 

PTA広報誌の撮影機材について

教室や廊下での撮影ならばスマホでの撮影で問題ありませんが、お遊戯会や音楽会などは注意が必要です。

ステージ前には保護者が座って観覧することが多いため、PTA広報委員でも保護者の前に出ての撮影は許可が下りにくいのではないでしょうか。

またバルコニーから撮影する場合、スマホでの遠距離撮影は厳しいので可能であればデジカメでの撮影が良いですね。

 

撮影の場所ごとに違う注意点

体育館等の館内撮影

  • フラッシュ撮影
    子どもたちの劇や演奏の邪魔になるフラッシュは、観覧者や演者に不快感を与えるため禁止されている学校が多いので必ず事前確認が必要です。
  • PTA広報メンバーの撮影場所
    会の妨げにならないよう、撮影メンバーは事前に撮影ポイントや撮影場所を先生と相談しておきましょう。正面、右、左とまんべんなく配置できると良いですね。
  • 余白を多めにして撮影する
    アップ過ぎる写真は手ブレも起きやすく構図が難しいため、後のトリミングで調整しやすいように余白多めの撮影が良いですよ。
  • 縦向き横向き両方撮る
    構図に困ったら少し引き気味で縦横両方撮っておくのがおすすめです。
  • 西日に注意!
    西日に限らずですが直射日光が入ってくる場合、逆光と真横からの強い光には注意してください。

学校内の廊下や玄関等

廊下やロビー、玄関などの撮影には自然光がどの方向から入っているか確認して下さい。

特に注意いただきたいのは横からの光です。

殆どの方が逆光にはすぐ気づきますが横光には気づきません。

しかも横光の場合、顔が半分暗くなってしまいこれはほぼ修正が難しいのです。

高いお金をかければ修正も可能ですがあまり現実的ではないと思います。

これが横光がNGと言われる理由です。

 

教室の授業や給食風景

子どもたちの顔はあまり高精細でない方が好まれます。

「よく見れば◯◯さんかも」くらいがちょうど良いかもしれません。

その辺は先生との相談になると思いますので事前に確認をお願いします。

また撮影方向は可能であれば前からと後ろからの両方撮影しておくと安心です。

ここで注意事項がひとつあります。

コロナ禍以前は子どもたちや校長先生の一日を取材するなど、広報委員が頻繁に出入りできた学校ですが、今は取材になかなか応じていただけないかもしれません。

訪問しての撮影が難しい場合は、先生方に撮影を依頼してみてはいかがでしょうか。

意外と手伝ってくれるかもしれません。

ただ、負担になるようであれば写真を使わない方向で調整するのも必要かもしれませんね。

 

撮影機材別のポイント

スマホでの撮影ポイント

私の所感ですが、スマホはiPhoneならiPhone6s以降

Androidならここ3年以内の発売なら概ね問題無いと思います。

全ての機種に当てはまるかわかりませんが、一般的なお話としてポイントを上げさせていただきます。

  • カメラの設定は最高画質にしておく
  • 撮りたい被写体にタップしてピントを合わせる
  • 三脚に載せた撮影がベスト、難しいなら脇を締めて手振れを防止する
  • フラッシュは絶対に使わない

特に使ってしまいがちなフラッシュはトラブルが多いです。

どうしても暗い場所なら致し方ないと思いますが、そこそこ明るい場所や被写体が近い場合は不自然にテカってしまったり赤目になったりします。

実は写真は少しくらい暗くても補正でどうにでもなるのですが、テカってる(通称飛んでる)場合はプロでも修正が難しいので「少し暗いかな」という感じが良いですね。

 

デジカメ撮影のポイント

体育館など、遠い距離での撮影はデジカメをおすすめします。

デジカメに慣れている人が広報委員にいないときは、先生や撮影業者さんが撮影した写真を使わせていただくことも視野に入れると良いかもしれませんね。

もし撮影業者さんの写真をお願いする場合は、早めに先生に相談してみて下さい。

  • フラッシュはオフにする
  • 三脚に取り付ける
  • 明るいレンズを使う
  • ISO感度を上げる
  • 望遠レンズを使う場合は暗いと覚えておく

室内をデジカメ撮影で撮影する場合、フリッカー現象(赤い線)には気をつけて下さい。

ここでは割愛しますが、もしデジカメに慣れていないのであれば、事前に詳しい方へシャッタースピードの調整等を相談してみて下さい。

 

撮影後の写真データ取り扱いについて

最高画質の撮影データをLINEで受け渡しすると画質が落ちますのでおすすめできません。

また写真データの取り扱いで特にご注意いただきたいのが、スマホの写真補正ソフトを通してしまうとサイズがほぼ確実に画質は劣化します。

良かれと思って肌色を補正したり、余計なものをトリミングで取り除いたりすると後で後悔しますので絶対に元画像を別に保存してから行って下さい。

写真データはクオリティを保つため、できるだけSDカードやUSBメモリーで編集担当者に直接手渡しするのが一番と考えます。

 

まとめ

今回はPTA広報誌の室内撮影についてお話ししました。

ざっくりまとめると

  • 明るいより暗い方がいい
  • 逆光も悪いけどそれ以上に横の光が迷惑
  • 寄りより引きが良い
  • フラッシュはだめ
  • 面倒でも三脚を
  • 補正系アプリは絶対使わない

これらを実行すれば概ね失敗することはないでしょう。

少しでも参考になれば幸いです。

 

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